ここ最近、ありとあらゆる医者にかかって、3週間くらい断続的になんらかの薬を飲んでいる。
今日は、5年以上前から「行った方がいいよなぁ」と思いながら先延ばしにし続けていた件で病院に行った。
やっと行けたのには3つ理由があって、
❶先日の誕生日を迎えてから、身の回りをひとつずつ整頓して、ちゃんと自己投資をしようと決めた。
❷今日早起きできて午前診に間に合いそうだった。
❸最近病院に行きすぎて、病院を求め始めた。
の3本です、ウフフフフフ!
❶私は守銭奴歴二十余年になるし、使わないお金はただの紙、という石田ゆり子のかの有名な名言に触れてなお守銭第一を貫いていたのだが、
突如、「なくなる分は稼げばよくない?」と思いついた。
世の中の人が全員気づいている真理にやっと辿り着き、青天の霹靂であった。
❷午前診に行くのって、本当にハードルが高い。
11時くらいに受付が終わるので、朝起きてから今日行こうかな〜などとやっていたのでは到底間に合わないのだ。
それと、11時に終わるからといって11時をめがけてはいけないのが大いなる罠で、
電車の発車時刻を意識しすぎてその時刻に家を出て、おかしい、また今日も遅刻だなんでなんだ…!?と頭を抱える私には注意すべきポイントである。
前日の目覚ましセットがものを言う、それが午前診。
❸これは若干よくない兆候だ。
「最近ハマっていることはなんですか?」と聞かれて、
「アー、最近は、、病院、、ですかね。採血で失敗されないように血管を鍛えて膨張させてますw」とか、
「最近は服薬にハマってます!飲み合わせには注意してて…オススメの飲み合わせありますか?」とか言い出したら、
さらなる病院を紹介されてしまう。
自己投資したいとは言ったが、病院に全ベットしたいとは言っていない。
医療の分水嶺、という話があって。
現代技術はあるときから、薬のための薬を生み出すようになった。
つまりは、病気の状態を治そうとして発達した医学が、病気の状態を定義し指定するようになったり、薬が生んだ副作用を、抑えるための薬が生まれたり。
そういう自己増幅をする永久機関に、医療はあるときからなってしまったのではないか、という話。
これは医療にかぎらない話だと思う。
これをね、心に留めておきたい。