間ヒロの週末丁寧連載

ズボラ連載という一言矛盾を脱し、週一の丁寧を目指しています

お札の無秩序/古紙回収の秩序

10日くらい頑張ってくれていた薔薇が、急速にしおれてしまった。

f:id:aida-hiro:20231125234020j:image

こんなになるとますます、花びらの柔らかく、やさしいのを知ることになる。

 

 

築100年とかいう古民家のレストランに、「立春大吉」と書かれたお札が逆さまに貼ってあった。

立春大吉」なる 文字 は~

「鬼を家に入れない」お札?

「  立  春  大  吉   」 左右対称、シンメトリーな文字で~

家に入って振り返った鬼が~

まだ家に入ってないと勘違いして出ていく と云うもの

京都の方にある「十二月十二日」な 逆さ札とか

古い文化 色々あるねんね

https://x.com/kyara_saionji/status/1091138295403180032?s=20

(((鬼の知性を舐めすぎでは…?)))

若干、釈然としないが、立春大吉という文字が鬼除けなのは分かった。

だが、"逆さ札"で検索して出てきたのは「十二月十二日」というお札ばかり。

これは泥棒除けで、逆さに貼るのは、泥棒は天井から入ってくるからとか、天下の大泥棒・石川五右衛門の生まれた日だからその逆=命日を表してるとか、いくつか説があるようだ。

 

じゃあ、「立春大吉」を逆さに貼るのは鬼除けと泥棒除けを同時にやってるってこと? ♪あ一つで究極パーフェクト?

 

…こういうのって、案外適当なのかな。

 

 

地域活性化…ってさ。

大変だよね。

 

 

古紙回収のトラックを眺めていたら、袋に詰められたものは運転席の上へ投げ入れて、ダンボールはなるべく荷台の外側に並べ、荷台の前側を空けているようだった。

すごい、秩序のある世界だ。

…各家庭が「今日は古紙回収だな」って言って外に古紙を出しておいて、昼頃にトラックが音もなくゆっくりやって来て、ひとつひとつ回収していく。

……すごい………。

超システマティックで見入ってしまった。

運転も回収も1人でやってるみたい。音楽を鳴らし鳴らしやってくるいつものゴミ収集車は運転手1人、回収者1〜2人で走りながら颯爽と去っていくけど、少し動いては降り、少し動いては降り、日曜のぽかぽかとした住宅街で、一際輝く仕事人であった。