友人が遠路はるばる泊まりに来てくれたので、クッキーを焼いた。
クッキー単体の写真がなかったので、この写真。椅子の上で食べた朝ごはんの最高の身の丈感を味わっていただきたい。
お母さん、去年は要らないって言ったけど、電気カーペットを送ってくれて本当にありがとう。
友人が切り分けたバターに、それで50g?少なそ〜〜と煽っていたら、全然ぴったりでウケた写真など、途中経過の意味わからん写真が何枚かあった。
ボウルが無かったのでラーメンボウルを使ったが、問題は無し。
そして今日もクッキーを焼いた。なぜなら、薄力粉がたくさん余っているから。
薄力粉とバターと砂糖はたくさんあるのだが、卵をこれで使い切ってしまったので、もうクッキーは焼けない。牛乳もないので、ツナギがないのだ。
素朴なたまごクッキーを喰みながら、引っ越しトラックに乗って運搬されることになりそうな薄力粉の未来を憂う。
台所が寒すぎてあまり長居できない。このクッキーも実は爆速で、作業自体は5分くらいである。暖房をつければいいのだが、台所に立つためだけにリビングの暖房をつけることになんだか躊躇してしまう。
最近、この家の人間は暖房を効かせた自室にこもってほとんど共用部に出てこないので、この家の共用部に払っている家賃は、なかなか、おもしろい。
これを都市レベルに拡張して考えると、核家族が家にこもっているので共有部たる道路がたんなる交通に使われるのみになるという寂しい現状に重なって見えてくる。
というか都市まで拡げなくても、マンションでもいいか。たとえば、私は隣人の顔を知らない。(引っ越しの挨拶に行っていないから)(行けよ)
ともかく、そういう希薄な関係性のなかでは、共用部(廊下とかオープンスペースとか)の価値は無いに等しい。
都市レベルにもう一度立ち返ってみると、いかにして最大限の延床面積を獲得するかに腐心しているオフィス街では、動線上必要だけれども誰も価値あるものとしては使わない場所、ができてしまうだろう。
公開空地という制度があるが、あれは「あえて」の公開などではなく、真っ当に土地の価値を追い求めているものなのかもしれない。
そういえば、この前言っていた野菜室の野菜は使い切れそうなのだが、何を思ったか白菜1/2を買い足してしまった。
(台所が)寒い!急げ!って感じが伝わる写真だ。
ちなみにこれはもうレシピとか見てない。肉を入れて野菜を入れて酒とオイスターソースを入れた。
実家に帰ったらパンを作ってみたい。共用部が共用部として機能していて台所も寒くないし。カルダモンも買ったし。 あっ!?クッキーにカルダモン入れても良かったのか。うわ〜。もう焼けないのに。。
ズボラ連載第二シーズンに期待ですね。(他人事)