台湾1泊2日弾丸旅行だったのだが、気づいたら様々な場所で5泊していた。(台湾は一泊)
旅程
0日目:夜行で東京へ
1日目:東京観光、友人家泊
2日目:朝(夜)3時出発し羽田→早朝フライトで桃園空港へ。台北観光(迪化街→十三層遺跡→九份→寧夏夜市)。台北泊
3日目:台北観光(中山紀念堂→信義→中山駅周辺)。深夜便で羽田へ。羽田空港泊
4日目:横浜観光
5日目:帰阪。4時間昼寝し、今日が消滅
飛行機にて
初めて海を渡ったんだなー!という感慨
高校の頃から留学を考えたり、大学生になったら必ずローマに行こうと思い続け、某ウイルスの蔓延、遠くなる海外、、。別に海外旅行の代わりとか練習をしてたわけではないけど、お金を貯めては国内旅行を重ね、インドア両親のもとに生まれた身も、だんだん旅慣れしてきた。
齢21にして、本当にやっっとだなあ、、と。台湾上空に入ったとき、池?みたいのが有機的に点在していて、田んぼなら整然としたものばかり見てきているので、その時点でかなり興奮した。
同行者(姉)に、そんなに窓に齧り付いてるのこの機内であんたと前の女の子(4歳くらい)の2人だけだよと言われた。たしかに女の子が声を上げるたびに全く同じ気持ちになっており、機体が右に傾いている気すらしたが、みんな見たいけど見ないだけだよね??朝の雲海も、夜の光る滑走路も、それを見るだけで飛行機に乗る価値がある。
現地時刻AM9時ごろ、桃園空港到着
化粧、私のみ外貨交換、姉のみSIMカード購入。私はWi-Fiで乗り切った。←無理なので真似しないでください
さっさと街に出たい私vs少しでも損したくない姉、私がそのへんのATMで台湾ドル10,000元(45000円くらい)を引き出し出したと伝えると、そんなにいるわけないじゃん、ちゃんと調べなよ、と呆れられた。うるせえ!!はやく街に出させろ!!
桃園空港駅で悠遊カードも購入。これが初めての海外での買い物となった。
なお、帰りの飛行機で計算していたのだが、余分に換えすぎたせいで結構損したかもしれない。あまり考えたくない。次はちゃんと調べていきます。反省はしても後悔はしない
空港から台北までのMRTに乗り込む。
荷物置き場が広すぎて机が意味をなさない
Wi-Fi強い
曇っていて10時とは思えない
普通電車しかとまらん駅でも超高層が林立(駅周辺)
レトロな超高層は見たことないので新鮮
ルフィしか届かん距離
台北駅到着
地上に出た瞬間のワクワク!!
漢字!室外機パラダイスの古い建物!超高層!バイクの量とスピード!!信号が変わった瞬間のレースかと見紛うほどの迫力に圧倒されつつ、信号のサインが歩いてかわいい、止まってる時も足がでかくてかわいい、カウントダウンしてくれて親切!!分かりやすい!!
街の1枚目の写真。空気を映したくて脳死で切ったシャッター
台北駅外観のべらぼうなスケール感はかなり中華みがあったが、中に入ると優しげなテクスチャで、1989年の竣工らしい。現在の駅舎は4代目で、リノベかなと思ったのだが3代目は火災で完全に焼失したとのこと。吹き抜けの大空間は新千歳空港を彷彿とさせた。
20℃の表示があり、ヒートテックを少なめに持ってきたことに満足する。
コラム(黙れ)
分かる文字なのにちょっと考えないと分からない意味、謎解きのような面白さがある。
好きだった単語→電梯 全家 左岸生活 行人専用時相 推
答→elevator ファミマ 集合住宅の名前 歩行者専用時間 push(ドア)
台湾の朝ごはん
豆漿(ドウジャン)、今回の旅で一番衝撃を受けた。
豆乳の「味」が脳に沁みて、「世界変わった、、」って言いながら涙出そうになってた おいしかったのはもちろんだけど、おいしかったから泣いたわけではなく、いうても豆乳でしょ?って思っていたものがこんな食べたことない「味」なら、世界はいったいどれだけ未知なんだ、ということが舌から瞬間的に理解されて、世界が変わった。というか拡がった。
豆漿35元、160円くらい
道
人々がバイクに乗りすぎるので、メットの専門店やバイクの修理屋が大通りに面してあり、「ほら〜」となった(何が?)
歩道が後から拡張されたのか?歩道の最外部がバイク置き場になっている。
道の真ん中にバス停がある。てか道広すぎんな?
街が全体的にリノベで成り立っており、壁は古い&汚いが、床はゴミが落ちていないし、とても綺麗。ゴミ箱はそこかしこにはないが、「ゴミ」と「資源」の分別がある。
鉄骨が組まれている現場が何箇所か見られ、2日目に気づいたのだが、鉄骨高層のばあい工事現場の囲いが無い?
迪化街へ
いつからこういう街並みになったのだろう。1kmくらいにわたってリノベ街が続いており、どういうイニシアチブが取られたのか気になる。
迪化街の本屋にあった説明書(中国語)を撮ったので今頑張って読んでみたところ、「前店後住」、うなぎの寝床型で、京の町屋との共通点。一階の店前がピロティ風になっていて、「騎樓(亭仔腳)」と呼ぶらしい。店と家の間には、採光のための無天井空間があり、その横を厨房や厠に使ったらしい。この本屋さんでは、中庭+後付けと思われる階段(後ろの棟の2階から前の棟の3階をつなぐ)がある、開放的でかつ秘密基地のような気持ちのいい空間になっていたが、これは全部の家がそうなのか!?
そのようだ、、!!
八角、胡椒、甘いフルーツの匂いが次々に香り、どこの何から匂っているのか突き止められないまま鼻腔を撫でては去っていく。
十三層遺跡へ
これはですね〜、遠いしバスも少なくて大変ですけど、行ってください。
多くは語りません。
強いて言うなら、緑の色が深い。
バスを降りたら、みんなこの夕日に釘付けになっていて、我々は地球人、コスモポリタン、誰だって太陽が大好き、、。
地球人への偏見
→全員太陽が好き
ガイドブックでよく見る"あの光景"を見るために人が長蛇の列を成しており、結構近くまで進んだと思うのだが「行列に並んで景色を見た」という経験を積むのが嫌すぎて途中で引き返し、人を撮った方がいくらか面白いやと思って人を撮ってみた。
クルミとパクチー入りのクレープと、タロイモの薄いお汁粉みたいなのを食べ、最後にセブンイレブンで煮卵を買った。
ちょうど!
よく見るやつ たぶん蚤=卵
鍋に殻付きの煮卵がゴロゴロしており、ナイロン袋に直接卵を入れるのは少し抵抗があったが、結構美味しかった。姉に「まあまあ美味しかった」と言ったら、あ、結構普通なの?八角の味とかしないんだ?と聞かれ、「うん、、?あ、したわ。うん、すごいしたな。美味しかった。」と数年前の記憶を掘り起こす人みたいになってしまった。
家族に「お前は何を食べても同じ」とよく言われるが、本当にそうなのかもしれない。豆漿の感動的な話をしたばかりなのに……。
ここから台北駅に帰るバスで、絶望的に爆睡し、姉に起こされて「????」となっていたら隣の老夫婦が「次、台北だよ😊」と教えてくれてワロタ。聞いてないのに教えてくれる人なんて見たことがない。優しすぎかい。
寧夏夜市
九份が淀川花火大会ならこちらは天神祭である。つまりどっちも花火大会。
ここではルーローハンとタロイモの揚げたボールみたいなのを食べ、最後に豆花を食べた。おいしかったのだが、並々に入れすぎている。どう考えても。
多いんですよこれ
姉はこのあともう一軒豆花屋さんに行ってテイクアウトしていたのだが、頭がおかしいとしか思えない。
しかもこの夜、2時ごろだったか、寝る直前に明日何時に起きる?と聞いたら、「私5時」とだけ告げられ、「え………?」と思ったが私は普通に7時に起きたところ「台湾式おにぎりいる?」「フレッシュジュースいる?いるよね」とLINEが入っていた。元気すぎないかな?運動部?強化合宿だっけ?
こんな人に、出発2日前にガイドブックを買って太刀打ちできるわけがなかった。
実は前日まで台中も行く気だったのだが、どう考えても無理だった。
正しい反応
中正、信義
結局、2日目は台北101などがある信義区を歩いたりしていたらあっという間に空港に向かう時間になってしまった。
買ってきてもらったドラゴンフルーツとキウイのジュース
モンシロが飛んでた(画面中央部)
分からないけど、この辺は日比谷っぽい。
台北=東京と言われているけど、トイレに紙を流せないのはいただけない。
誠品書店という、TSUTAYAのもっとでかい版みたいな店(モール)で一粒200円くらいするお茶を試飲したのだが、it's tasty but too expensive for us〜sorry〜😂と残して姉がすーっと消えてしまい、猫舌の私が飲み干すのを販売員さんがただ待つという最悪の時間が発生し、気まずすぎて食道を火傷した。
怖い話
台湾でしたいことリストに
①胡椒餅食べたい
②チャイナシューズが並んでるところを見たい
③台中国家歌劇場に行きたい
があったのだが、
①胡椒餅ってGoogleマップで調べて出てきた店に行ったら売ってなくて、よく見たら違う餅(餡餅)の店だった。なお餡餅は生地がシナモンっぽい味がしてめちゃくちゃおいしかった。
②姉にぽやぽやついて行っていたら行きたいって言うの忘れてた
③台中行けず
で叶わなかったので、早いうちに再訪したい。
空港泊で2時間くらいしか寝れていない体で横浜を観光したが、横浜にあるすべてのベンチで休憩し、最後にバーミヤンで台湾延長戦をしたことで知られている。。